発祥はニュージーランド
- ニュージーランド観光局(TNZ)は、2001年に策定した「ニュージーランド観光戦略2010」に基づき、観光産業のブランド力強化を図るため、観光産業全般をカバーする品質認証制度の導入を検討。
- TNZは、2001年にクォールマーク・ニュージーランド・リミテッド(出資比率:国60%、ニュージーランド自動車協会40%)を設立し、1993年からニュージーランド自動車協会が独自の基準により実施してきた品質認証制度「クォールマーク(Qualmark)」を継承。
- 2013年7月末現在の登録事業者数2,057件。
2009年 中部圏社会経済研究所にてクオールマークをお手本に日本独自の「観光品質基準」を策定・公開
- 同研究所のミッションは、広域中部圏に関する総合的・中立的な調査研究、および先導的プロジェクトへの関与を通じたイノベーションへの貢献。
- 2010年、高山、伊勢志摩の7施設に適用して実証研究。(非公開)
- 2011年、雪国観光圏での適用。外国人が安心して旅行するための環境整備のための必須項目として導入。
- その後、「日本旅館編」改定、「ホテル編」「民宿・ペンション編」策定と、改良を続ける。
2016年 一般社団法人観光品質認証協会に、SAKURA QUALITYブランドを移譲
- より実績があり、実行力のある同社団法人にブランド移譲。同時に、品質基準の見直しに着手。
2018年4月 新生SAKURA QUALITYを発表、全国の観光圏と共同プロジェクトをスタート