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観光品質認証の仕組み

観光品質認証が目指すもの

観光産業は、日本経済に活力を与え、地域の持続的発展を支える大きな柱のひとつです。とりわけインバウンドの拡大は、観光立国の成否の鍵を握っているといっても過言ではありません。

海外からの旅行者を惹きつけるためには、日本が安全・安心な旅行先であることや、各地の観光資源をPRするためのキャンペーンやプロモーション活動を行うことが必要であると同時に、今後増加が予想される個人旅行者が宿泊先などの観光サービスを安心して選択できる仕組みを整備し、広く情報発信していくことがますます重要になってきています。

観光品質認証は、申請のあった宿泊施設などの観光サービスの品質を第三者が評価し、その品質の高さを認証する仕組みです。旅行者が必要とする質の高い観光サービスに関する情報を情報発信することにより、旅行者にとってサービス選択の幅が広がるだけでなく、サービスを提供する事業者にとっても、サービスレベルの維持・向上のツールとして活用できます。
宿泊施設に関しては、90カ国を超える国で認証制度が採用されており、認証機関による厳正な審査を経て宿泊施設がランク付けされ、施設概況や宿泊料金などとともに旅行者に公表されています。日本では、ランク付けに対する心理的抵抗感から、未だ全国的に導入されるに至っていません。

しかしながら、情報通信技術(ICT)の進展により、旅行者に対する客観的な情報提供がいっそう重要となるだけでなく、サービスを提供する事業者にとっても、旅行者をお迎えする地域にとっても、観光サービスの品質向上の仕組みが不可欠であるとの認識のもと、日本での制度導入に向けて、品質評価の基礎となる観光品質基準の策定と品質認証の仕組みに関する調査および実証研究を進めています。

観光品質基準とは

観光品質基準とは、宿泊施設をはじめとする様々な観光サービスに対して、利用者から求められる「価値」を極力具体的に記述し、客観的な判断基準となるよう体系的に整理したものです。

基準は、海外からの旅行者のニーズを反映するとともに、カテゴリー内での公平な評価が可能となるようグルーピングされています。具体的には、宿泊施設については「日本旅館編」、「民宿・ペンション編」、「ホテル編」を策定しています。

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